–ミッション–

食は健康と深く関わっている。食生活は「健康に老いる」ための重要な要素の一つである。健康で健全な社会を実現するために、食を取り巻く未来をデザインする「先端食科学研究センター」を2013年4月より設置する。  
本研究センターでは、食と栄養に関する基礎および先端研究を推進し、よりよい健康な社会を食・栄養・健康の観点から創生する。

センター最新情報 2024.5〜

2025.03.08 先端食科学研究センター年度報告書2024(最新)

先端食科学研究センターの年度報告書2024(最新)が出来ました!

先端食科学研究センターの2024年度報告書が完成しました!(PDFファイルは、こちら、あるいは、上部のバーナー「先端食 報告書」ボタンからどうぞ)

2025.03.08 サイエンスオープンラボ報告書2024(最新)

サイエンスオープンラボ2024(最新)の報告書が出来ました!

先端食科学研究センターの活動の一つである「サイエンスオープンラボ」では、毎年、近隣の中学・高校生を招いて、大学で実験研究を体験し、また大学生・院生との交流も行っています。2024年度の報告書が完成しました!(PDFファイルは、こちら、あるいは、上部のバーナー右側の「資料」ボタンからどうぞ)

2025.02.16 プレスリリース(論文)

【記者発表2025.02.12】緑茶カテキンが新型コロナウイルスの酵素に結合して働きを阻害 〜感染細胞モデルを使った検討〜
加藤陽二教授、金子一郎准教授(兵庫県立大学環境人間学部/先端食科学研究センター兼務)、赤川貢教授(徳島大学大学院医歯薬研究部)、西川美宇助教、生城真一教授(富山県立大学工学部)らの研究グループは、新型コロナウイルスのメインプロテアーゼに対して緑茶カテキンが結合を介して阻害に関する新しい知見を論文発表しました。
Tea catechins in green tea inhibit the activity of SARS-CoV-2 main protease via covalent adduction. Journal of Agricultural and Food Chemistry (アメリカ化学会 出版) 【オンライン公開2025.02.05】

培養細胞を使った実験において、緑茶に新型コロナウイルス感染を防ぐ作用があることが知られていましたが、その仕組みは明らかになっていませんでした。今回、ウイルス酵素メインプロテアーゼ遺伝子をヒト由来培養細胞に組み込み、ウイルス感染モデルとして使用しました。茶カテキンを細胞に与えると、細胞内でウイルス酵素に茶カテキンが結合して阻害することを初めて明らかにしました。また、ペットボトルの緑茶、煎茶やティーバッグで淹れたお茶でも酵素の働きを阻害し、1000倍薄めても作用するものもありました。   研究について詳しく知りたい方は以下をご覧下さい。 ・兵庫県立大記者発表ページはこちら ・兵庫県立大学記者発表資料はこちら ・掲載論文ページはこちら  

2024.05.12 手柄山温室植物園における試料採取

先端食科学研究センターの兼務教員・加藤教授が、姫路市の手柄山温室植物園にお邪魔して、マヌカ(ギョリュウバイ)の花蜜を採取させて頂きました。

赤く咲き誇るギョリュウバイ(Leptospermum scoparium)の花蜜を頂きました。花蜜の採取後は、植物園もご案内頂きました。花や採取の様子は手柄山温室植物園のインスタグラムに掲載されています。手柄山温室植物園のホームページはこちらから。

年度報告書(活動報告)

本センターは、基礎応用研究の推進に加え、県立大学の産学公連携をになっており、地域企業や自治体などと連携し、様々な活動・共同研究をしています。年度報告書(2024)をご参考ください。

食や健康、栄養に関する相談

食や健康、栄養の研究者を擁している本センターでは、様々なご相談に応じます。お気軽にご連絡ください。問い合わせフォームを開設しました!(2019.4.21)【注:フォームの設定に変更があり、しばらく使えない状況になっており、申し訳ありません。現在は復旧しています。】

う米ぜ! 2024

2024年の「う米ぜ!」が、茨木酒造及び本学の生協店舗(組合員に限る)において、販売。小瓶もあります。ラベルも2024バージョンとなりました(太田学長(前)の揮毫(文字)と学生によるデザインのコラボ!)。ラベルについては特設ページもご覧ください(この先端研サイト内にも特集ページあります)。う米ぜ!の酒粕から作った「酒粕塩飴」も大学生協において販売しています

酒粕塩飴

酒粕塩飴! 試食後のアンケートでは、おいしいの5段階評価で、62%が5(とてもおいしい)で、4と5を合わせると、なんと94%と、とても好評でした。今後のセンターの活動にもご期待ください。
センターの最新情報は環境人間学部・研究科の「ニュース」としても随時発信しています。詳しくはこちらから。

4つの柱

環境人間学部の特色の一つとして、食と栄養、健康の研究者の存在があげられる。これら研究者を外部から「見える化」する必要があり、統括する組織が必要となる。個々の研究を束ねて「総合力」として、地域や地元企業と包括的な連携をすることも不可欠である。このように、地域と連携して、食と栄養に特化した研究を進めることによって、学部特色化の推進と共に、兵庫県立大学の地域連携機能をより一層強化する。
2016年度より、センター兼務教員の所属を「機能性食品部門」と「健康・食生活評価部門」に分けました。
見える化とセンター内での連携を、より推進していきます。
バーチャルな区切りですので、縦割りになる訳ではありません。
2つの部門の両方に属する教員もいます。
各部門は副センター長がまとめます。

先端基礎研究推進

食・栄養科学は疾病予防や健康増進を実現するための重要な研究分野であり、その積極的な推進が強く求められている。一方、食品の安全評価も、健康を維持するために不可欠な研究である。「健康に老いる社会」を実現するため、健康寿命の延長、生体調節機能、食品機能性、などをキーワードとして出口(アウトプット)を見据えながら基礎および先端研究を推進する。

海外連携

海外との連携による国際的な研究を進める。これまでの研究者単位での連携のみならず、システマティックな研究活動を推進する。現在、食を取り巻く環境はグローバル化している。とくに、わが国では輸入食材比率の高く、他国以上に世界に目を向ける必要がある。一方、長寿食や健康食として和食の良さが世界から注目されている。このようなことから、これまで以上に国際的な視野に立った研究が求められる。

地域との連携

地域(企業・団体)からのニーズに応えやすい環境作りと課題解決を行うシステムを構築する。課題に応じて個別のプロジェクトチームを作り、地元企業等のニーズに対応する。共同研究の推進や特許の出願などニーズをシーズに変え、地元企業等と大学の双方で利益が得られる体制を構築する。センターに、食のCOE(center of excellence)機能を持たせ、食と栄養に特化した研究組織とする。企業や自治体などと包括的な協定を結び、本センターのリソースを結集して問題解決にあたる研究環境を整備する。

県立大ブランド

県立大学オリジナルブランド商品の事業化は、大学のイメージアップにつながり、本学部の広報戦略としても有用な手段となる。特徴のある県立大学オリジナルブランドの開発に伴い、学内外のリソースを活用して市場調査や販売戦略構想を練り、ビジネス化につなげる。実際の製造や販売、広報においては、地元企業や自治体と協力して進めることで、地域の振興にも貢献できる。すでにセンターから日本酒が県立大学ブランドとして創製されている。


2024.4 年度報告書2023が完成しました。


先端食科学研究センターにご相談ある方は、以下のフォームをご利用ください。

メンバー紹介

兼務教員及び研究アドバイザーをご紹介します
研究者情報にもリンクしています!
 

坂本薫

調理と加工、食嗜好と評価、食素材、フードマネージメント、食行動

センター長(兼務教員)
兼務教員 調理・食品加工における味・テクスチャー向上に関する研究

研究者情報
 

伊藤美紀子

カルシウム・リン代謝調節機構の解明

副センター長(兼務教員)
生体内におけるリン代謝調節機構の解明、慢性腎不全における高リン血症の栄養管理、寿命におけるミネラルの役割の解明
研究者情報
 

加藤陽二

酸化ストレス、マヌカ蜂蜜、食の認証評価

副センター長(兼務教員)
生体や食品成分の分析。特に、タンパク質、低分子化合物の化学的な解析から免疫化学的な解析まで、生化学的な手法を用いて酸化ストレス及び食品機能性について探求
研究者情報
 

吉村美紀

テクスチャー (物性) 、食品加工

兼務教員(学部長)
高齢者・幼児の食環境の改善、食品ハイドロコロイド、食品プロセスの開発・研究。感覚機能特性を生かし、物性と嗜好性の両面から、人間環境の改善に寄与する加工食品の開発
研究者情報
 

永井成美

時間栄養学、栄養教育

兼務教員
栄養生理学研究、時間栄養学研究、食育研究(海外での活動含む)
研究者情報
 

有満秀幸

微生物・病原因子・食品衛生

兼務教員
食中毒予防、また食の安定提供を目的に、ヒトや家畜に下痢症などの疾患を引き起こす細菌の病原因子に関する基礎研究と、それらの予防・診断法の開発
研究者情報
 

村上明

ストレス応答、食品機能性、作用機序

兼務教員
ファイトケミカル(植物二次代謝産物)の作用機構、ホルミシスの概念に着目した研究
研究者情報
 

石坂朱里

食品機能, ポリフェノール、抗酸化、抗炎症

兼務教員
食品機能性成分ポリフェノール類の生体内動態および活性発現メカニズムの解明、食品加工で生じる副産物(未利用資源)や新規食素材に含まれる機能性成分の定性・定量、生理活性の評価。
研究者情報
 

田中更沙

脂質代謝、微量栄養素の相互関係

兼務教員
脂質代謝と微量栄養素の相互関係に関する研究
研究者情報
 

中出麻紀子

公衆栄養

兼務教員
若年成人における朝食欠食の要因に関する研究、中高年における肥満と関連する食行動に関する研究など。
研究者情報
 

島田良子

食物繊維、栄養生理、食品加工

兼務教員
難消化性成分(食物繊維、レジスタントスターチなど)の生理作用、難消化性成分添加食品の物性および嗜好性評価
研究者情報
 

吉田優

網羅的代謝物解析技術の開発とその応用

兼務教員
網羅的代謝物解析技術(メタボロミクス)の技術開発、さまざまな疾患における代謝物マーカーの探索、栄養療法の開発、土壌解析と生薬の育成など。
→研究者情報
 

小村智美

抗加齢医学、微生物学、免疫栄養学

兼務教員
モデル生物( C. elegansなど)を用いた食品成分や微生物の機能性研究。
特にアンチエイジングや加齢性疾患に着目。
→研究者情報
 

半澤史聡

時間栄養学

兼務教員
摂食タイミングと脂質代謝に関する研究、筋肉の概日リズムと筋萎縮に関する研究
→研究者情報
 

金子一郎

分子制御栄養学

兼務教員
分子生物学をベースとした栄養学の理解。ライフステージに応じたゲノム修飾の変化や遺伝子発現制御を明らかにし、健康長寿のための栄養管理を展開。 →研究者情報
 

澤村弘美

ビタミン、微量栄養素、分子栄養学的研究

連携研究員
妊娠期のビタミン栄養と健康、ビタミンの新規生理作用、調理方法によるビタミン損失
 

森井沙衣子

基礎代謝に関する研究

連携研究員
スチームコンベクションオーブンを用いた少量炊飯に関する検討など
 

渡邊敏明

微量栄養素、ビタミン

研究アドバイザー(名誉顧問)
 

北元憲利

感染性微生物、食中毒

研究アドバイザー(名誉顧問)
 

伊達ちぐさ

食事調査

研究アドバイザー(名誉顧問)
 

平松直子

日本のハーブ

研究アドバイザー(名誉顧問)

アクセス・お問い合わせ

兵庫県姫路市新在家本町1丁目 (地域創造機構内2F) FAX : 079-293-5710
Email : info-sentan_shse[at]u-hyogo.ac.jp